プロフィール
日出焼き 綾部 今朝利氏 (あやべ けさり)
窯の創業は1980年。初代近藤嘉男氏と遠嶋美代子さんが日出町藤原に工房を立ち上げたのが始まり。
お客さんから「カレイの焼物ができないかナー」との声に試行錯誤を繰り返し『カレイの皿』『徳利』『箸置』等を作成。
その後、カレイをモチーフにした皿や小さなカレイを使用したぐい飲み、お茶碗等を土産品として発表、町を代表する工芸品へと成長した。
最盛期には月に2千枚もの『城下カレイ皿』を製造販売していた。
初代が他界した後、陶芸教室に生徒として工房に通い、また窯を手伝っていた現在の二代目綾部今朝利氏が2006年に伝統を引き継いだ
町の文化として日出焼は全国にその名が知られることとなる。開窯から32年、現在70歳の年齢を感じさせずに今後は「カレイに拘らずに新作を生み出して行く」と云う。
「夢は日出町で工芸村を作ること」云い切る綾部氏には敬意を払いたい。
日出城下かれいの焼き
どこかに表現された愛くるしいワンポイントのカレイ酒を注ぐと底でカレイがゆったりと泳ぐ姿がたまらない。
ビールジョッキにランプカレイの時計にとアイデア商品のあふれる工房。
出荷待ちの包装された箱の中身が気に掛かる。
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連絡先
日出焼き 藤原窯
大分県速見郡大神3532番地の5
TEL/FAX:0977-72-4590